2014-01-01から1年間の記事一覧
1970年代後半から1080年代半ばにかけて、角川書店/角川春樹事務所制作による"角川映画"が一時代を築きました。 自ら見に行った映画はありませんでしたが、テレビCMによる映像+キャッチコピーのインパクトが強かったことを思い出します。 1977年公開の「人間…
クリスマス・ソングには「The Christmas Song」、「Have Yourself a Merry Little Christmas」など好きな曲がありますが、それでも12月の曲として最初に思い浮かぶのは、12月のマンハッタンを舞台にした『Violets For Your Furs』です。 トム・アデア作詞、…
ドイツに滞在していた頃、妻と二人で地元の合唱団に入りました。 ドイツの人たちと何かで交流してみたいという気持ちがあり、二人とも歌が好きで合唱の経験があったので、地元の合唱団を探して見学に行ってみました。 日本人が来るのは初めてで、指揮者/リー…
今回は、スタンダードでノリのよい『Just In Time』です。 昔フィリピン・セブ島のリゾートに滞在した際に、ホテルのレストランでピアノの伴奏で歌ったことがあります。 そのレストランにはカクテル・ミュージックを演奏する男性ピアニストがいて、スタンダ…
娘が生まれた直後だったか、「A Child Is Born」が聴きたくてトニー・ベネットとビル・エヴァンスのデュオ・アルバム「Together Again」を購入しました。 このアルバムには「A Child In Born」を始め、心に沁みる曲が数多く収められています。 『Make Someon…
ファンキー・ジャズを代表するピアニスト兼作曲家にボビー・ティモンズがいます。 彼はアート・ブレーキー&ジャズ・メッセンジャー、キャノンボール・アダレイ・クインテット在籍中にヒット曲を次々と世に送り出しました。 彼のヒット曲の一つに『Dat Dere…
先月(11月)のドイツ出張の折、週末にケルンに行ってきました。 ちょうどヴァルラフ・リヒャルツ美術館で、『DIE KATHEDRALE(大聖堂)』というケルンならではの特別展が開催されていたので見てみたかったのと、久しぶりにケルシュ(地ビール)を飲みたくなっ…
11月中旬から月末にかけてドイツ&イギリスに出張、クリスマス・マーケットとクリスマスに飾られた街並みを見てきました。 横浜市でも都筑・ドイツ交流イベント実行委員会の企画・運営による「ドイツクリスマスマーケットin都筑」が12月6日からスタート。 我…
自分をイタリア・ルネサンス絵画へ誘ってくれたのは、学生時代の初めてのイタリア旅行で、フィレンツェのウフィツィ美術館で観たフィリッポ・リッピの「聖母子と二天使」でした。 ウフィツィで初めて観た数多くの宗教画の中で、フィリッポ・リッピが描くマド…
ニコラス・ケイジが1995年度のアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞の最優秀主演男優賞を獲得した「リービング・ラスベガス」という映画がありました。 ラスベガスを舞台にニコラス・ケイジ扮するアルコール依存症の男ベンとエリザベス・シュー演じる娼婦サ…
ジャズ・ヴォーカルを始めた頃、最初にあこがれた歌手はジョニー・ハートマンでした。 彼の声の低音の響きには艶があり、柔らかく温かみがあります。 彼のバリトンの声は"ヴェルヴェット・ヴォイス"と呼ばれていますが、聴いていてとても心地よく、包み込ま…
イタリアには何度か旅行していますが、イタリア20州の中でまだ訪れたことがない州が数多く残っています。 マルケ州もその一つです。 ウルビーノはラファエロの生まれた世界遺産の街。 そして、アスコリ・ピチェーノはクリヴェッリが活躍し家庭を築いていただ…
そろそろ音楽についても書いてみようという気になりました。 ジャズ、クラシック、映画音楽等々、ジャンルを問わず好きな音楽は多くあります。 ただ、一時期ジャズ・ボーカルにのめり込んでスタンダードをたくさん聞いて歌ってきたので、特にジャズ・スタン…
コレッジョは、パルマ大聖堂の円天井画に携わった時期(1526年~30年)に、並行して油彩画の傑作も生みだしました。 パルマ国立美術館ではコレッジョの油彩画も色々鑑賞することができます。 パルマのサンタントニオ聖堂の礼拝堂の祭壇画として描かれた『聖母…
ドイツ駐在中に北方ルネサンスにのめり込む以前は、イタリア・ルネサンス絵画が好きで度々イタリアに旅行していました。 この時代の画家の場合、画家が活躍した都市の聖堂に代表作が残されていることが多く、目的の画家の代表作を見るために、フィレンツェ、…
2003年の夏、美術館巡りを目的に妻とスイスを旅行した際、リヒテンシュタインの美術館(ファドゥーツ・コレクション)を訪ねました。 その日は朝、ボーデン湖の畔にあるドイツの町、コンスタンツを出発。 ボーデン湖はドイツとスイスとオーストリアの国境の…
二年半ぶりに蓼科方面に出かけました。 今回は御射鹿池とともに、奥蓼科温泉郷にある横谷峡にも足をのばしてみました。 横谷峡は長野県屈指の紅葉スポットとして知られています。 渋川の清流に沿って、乙女滝からおしどり隠しの滝まで約3kmにわたって遊歩道…
2009年10月、2012年4月に続き、10月の連休中にみたび御射鹿池を訪れました。 5年前に初めて訪れた際は10月の初めでまだ紅葉が始まりかけた頃でした。 今回は初回訪問時より時期的に一週間遅く、その分紅葉も進行していました。 水面が鏡のように赤や黄色に色…
海外出張中の自由時間に美術館を見て回るようになった頃、『私の好きな世界の美術館・ベスト3』(リテレール・ブックス)という本を購入して読みました。 評論家、学者、作家、芸術家など48名の著名人が各々自分の好きな美術館やその美術館の収蔵品について…
昨晩の皆既月食、全国で大勢の人が観測することができたそうです。 昨日は皆既月食をじっくり観察しようと仕事を早めに切り上げて帰ってきたのですが、我々の住む場所の夜空には早いうちから雲がかかってしまいました。 最寄駅から家への帰途、午後6時20分頃…
ドイツ滞在中に妻と美術館や聖堂を巡ってたくさんの祭壇画を見ました。 その中では、ファン・アイク兄弟の「神秘の子羊の祭壇画」とグリューネヴァルトの「イーゼンハイムの祭壇画」が我々にとっては双璧です。 「神秘の子羊の祭壇画」が明/光とすれば「イ…
2000年の6月、ドイツ・ライプチヒの造形美術館を訪れました。 この美術館は、中世から20世紀までのドイツ絵画を中心に展示していて、「アダムとエヴァ」をはじめとするクラナッハの作品やフリードリヒの「人生の諸段階」などが鑑賞できます。 又、ファン・デ…
ある時、以前に触れた、最寄駅の改札前の革材料のお店で、色が気に入って臙脂色の牛の一枚革を買いました。 柔らかい革で使いやすいので、この革を材料に色々作ってみました。 まず作ったのは簡単な手帳カバー。 これを作る前は萌葱色の手帳カバーを使ってい…
アウドドアでダッチオーブンを使って料理をするようになり、熱をしっかり防げる鍋つかみが欲しくなりました。 鍋の取っ手を持つ部分は、熱をしっかり防ぐために布製ではなく革にしたかったので、レザークラフトで妻と一緒に自分達で作ることにしました。 以…
翌朝頭痛で目を覚まし、ラキの飲みすぎによる二日酔いと気付きました。 それでも朝食を採ってホテルをチェックアウトし、新市街へ向かうべくトラムでガラタ橋の旧市街側ふもとに位置するエミノニュ地区へ。 ガラタ橋の上は釣り糸を垂れる人達でいっぱい。バ…
二日目の夜、ベリーダンスを観るためオリエントハウスに向かいました。 8時ではまだ観客もまばら。 食事は済ませていたので50US$のドリンク付きコースを選択。 ドリンクは一番コスト・パーフォーマンスが良いと思われたラキのハーフボトルにしましたが、後で…
ドイツに長期出張していた頃、かねてから行きたかったイスタンブールに三泊四日で訪問しました。 訪問に当たって設定した旅の目的は、①ハマム ②旧市街名所 ③ベリーダンス ④ホテル・ペラパレス ⑤ボスポラス・クルーズ の五つでした。 イスタンブール・アタチ…
先日札幌を訪れた際に、友人が石山緑地に連れて行ってくれました。 札幌市南区の石山は札幌軟石の産出地であったところ。 札幌軟石は、適度な硬さを持ちながらも柔らかいために切り出しが容易、また軽くて保温性が良いことから、開拓時代の主要建造物の建材…
無花果(イチジク)は自分にとっては馴染みのない果物でした。 幼い頃に住んでいた家の庭には無花果の樹があって、その樹に蛇が絡みついていた記憶があります。 その頃に生の無花果を食べたことがあったのでしょうが、はっきりしない味と細かい種がいやだっ…
8年ほど前、お絵かきが大好きだった娘に、白い無地のTシャツに絵を描いてもらいました。 娘はまだ3歳になる前。妻がじょうずにその気にさせてくれました。 染色クレヨンでなかなか軽やか作品ができあがりました。 その夏から暫く定番のTシャツになりました。…