臙脂色の一枚革 (手づくりバンザイ 6)
ある時、以前に触れた、最寄駅の改札前の革材料のお店で、色が気に入って臙脂色の牛の一枚革を買いました。
柔らかい革で使いやすいので、この革を材料に色々作ってみました。
まず作ったのは簡単な手帳カバー。
これを作る前は萌葱色の手帳カバーを使っていましたが、臙脂色のこのカバーに変えて暫く経ちます。
毎日持ち歩いているのでだいぶくたびれてきていますが、手に馴染んでとても気に入っています。
次はビジネスポーチに挑戦。
この革だけだと柔らかくて形が整わないので、内側にはパープル色の薄くて硬い山羊の革を使い、更に補強のため、テキソンを芯材としてはさみました。
まちの部分の革にファスナーを仕込んで、それを胴となる革と貼り縫い合わせるのが一苦労。
側面の仕上がりがもう少しうまくできれば良かったとは思いますが、自分的には満足いく出来上がりになりました。
小物として名刺入れも作ってみました。
名刺入れは単色ではつまらないと思ったので、萌葱色と紅色の革の端切れも使ってインパクトを付けてみたら、なかなか良いものができました。
先日、妻が思い立って、この革を使ってポシェットを作ることにしたそうです。
子供達が学校に行っている午前中を使って妻がミシンで仕上げたのがこの写真の作品です。
使い易いそうで、それ以来、毎日使っているようです。
お気に入りの臙脂の一枚革。
まだ一部しか使っておらず、まだまだ色々な作品がつくれそうです。