la-musicaの美の採掘坑

自然、美術、音楽、訪れた場所などについて、「スゴイ!」「きれいだな...」「いいね」と感じたものごとを書き留めています。皆さんの心に留まる記事がひとつでもあればうれしいです。

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ロラン「プシュケとクピドの宮殿のある風景」 (絵の採掘坑 17)

ドイツ滞在中、長めの週末を妻とロンドンで美術館三昧をして過ごしたことがありました。 2泊3日の滞在でしたが、ナショナル・ギャラリーには3日通いつめました。 ナショナル・ギャラリーには13世紀末から1900年までのあらゆる画派の絵画が収蔵されています。…

苺のある静物 (絵の採掘坑 16)

先日小布施の北斎館で、魚や果物や花などが瑞々しく活き活きと描かれているのを見て、北斎の肉筆の静物画の素晴らしさを再認識しました。 これまでヨーロッパを中心に美術館で数多くの静物画を見てきましたが、最も印象に残っている静物画は、ハーグのマウリ…

乗鞍高原一の瀬キャンプ場 再び (センスオブワンダー21)

今年の夏も乗鞍高原でキャンプをすることにしました。 小布施・長野を訪問した日は長野市内のホテルに泊まりましたが、その翌日、戸隠を訪問した日から二泊、乗鞍高原でキャンプをする計画でした。 天気予報が"雨"に変わり決行するか迷いましたが、とにかく…

新穂高ロープウェイ (センスオブワンダー 20)

戸隠では雨に降られましたが、翌日は朝から天気が良かったので、北アルプスの山々を見に新穂高ロープウェイで西穂高口まで昇ってみることにしました。 白州や蓼科には時々出かけているので、南アルプスや八ヶ岳の景色には馴染みがあるのですが、北アルプスの…

戸隠神社 奥社・九頭龍社 (永遠の場所 18)

小布施・長野を訪れた翌日、戸隠神社の奥社と九頭龍社を参拝しました。 戸隠は天の岩戸伝説の岩戸が落ちたところ、というより落ちた岩戸自体が戸隠山になったとのいわれを持った場所です。 奥社は天の岩戸を開けて戸隠へと投げた天手力雄命(あめのたぢから…

晩鐘~わが心のフライブルク (絵の採掘坑 15)

フライブルクは、バーデン・ヴュルテンベルク州の南西部、シュヴァルツヴァルト山地の麓に位置するドイツの都市です。 大学都市であり、また環境保護で先進的な取り組みをしている"グリーンシティ"でもあります。 小路の横の溝に清流が勢いよく流れる旧市街…

小布施の鳳凰 (絵の採掘坑 14)

「葛飾北斎」というと、"冨嶽三十六景"=浮世絵・風景画のイメージしかもっていませんでしたが、2005年秋に東京国立博物館で開催された「北斎展」で晩年の肉筆画を見て、イメージが大きく変わりました。 飽くなき探究心で九十歳まで描き続けた北斎。 画号を…

枝豆収穫 (センスオブワンダー 19)

小学2年生の息子が種を植えて育ててきた枝豆が良い具合に成長しました。 通信教育の教材として届いて息子が成長を観察してきたものです。 先週末、台風11号が来る前に収穫することにして、息子と収穫しました。 早速茹でることに。 枝からはずした枝豆を塩も…

忘帰洞 (プチ絶景 7)

熊野旅行の二泊目、那智の滝を訪れた後の夜は、那智勝浦のホテル浦島に泊まりました。 以前、大学時代の友人達で温泉旅行をした際、友人の一人が南紀勝浦の洞窟風呂がとても良かった、と言っていたのを思い出したのです。 ホテル浦島は全館合わせると収容人…