la-musicaの美の採掘坑

自然、美術、音楽、訪れた場所などについて、「スゴイ!」「きれいだな...」「いいね」と感じたものごとを書き留めています。皆さんの心に留まる記事がひとつでもあればうれしいです。

2014-01-01から1年間の記事一覧

週末パスでの鉄道父子二人旅~二日目 (永遠の場所 22)

初日は思いがけず新幹線つばさで山形に入ることができました。 18時過ぎにホテルにチェックイン。 早速夕食の場所を探しに山形駅前の商店街方面へ向かうと、ちょうどお祭りで「みちのく阿波おどり」が行われていました。 商店街周辺の気の利いたお店は予約で…

週末パスでの鉄道父子二人旅~初日 (永遠の場所 21)

「週末パスでの鉄道父子二人旅」、初日の旅程は以下の通りです。 1) 上越新幹線 Maxとき309号 東京 8:24 - 新潟 10:37 2) 羽越本線 特急いなほ3号 新潟 10:58 - 酒田 13:06 3) 陸羽西線 快速最上川 酒田 14:00 - 新庄 14:51 4) 奥羽本線 新庄 16:1…

週末パスでの鉄道父子二人旅~準備編 (永遠の場所 20)

小学2年生の息子の愛読書は『なるほどKids 日本全国鉄道旅行』です。 3歳になる前に鉄道に目覚め、鉄道熱は冷めることなく5年以上続いています。 彼は『なるほどKids 日本全国鉄道旅行』を二冊持っていて、一冊目は2008年に発行されたもの、二冊目は2012年に…

レザークラフト~メガネケース (手づくりバンザイ 2)

レザークラフトで妻と自分用のメガネケースもつくりました。 表には赤銅色の硬いヌメ革を使い、内側にはレンズに傷がつきにくいように空色のスエード革を使いました。 又、補強のために、表のヌメ革と裏のスエード革の間に芯材としてテキソンを入れました。 …

レザークラフト~トートバック (手づくりバンザイ 1)

三年ほど前にレザークラフトを始めました。 その頃は仕事が特に忙しかったので、気分転換に無心に取り組めることを求めていました。 また以前から、手づくりに興味があり、手づくりビールや木製のカトラリーなどを作っていました。 手づくりに目覚めたのは妻…

グアディアナ川の霧 (永遠の場所 19)

学生時代のスペイン旅行。 コルドバでロメロ・デ・トーレス美術館を訪れた後、列車でセビーリャへ向かいました。 翌日セビーリャでは、映画「風とライオン」のロケにも使われたアルカサル、大聖堂とその中の、ムリーリョの「聖アントニウスの幻視」のあるサ…

フリオ・ロメロ・デ・トーレス (絵の採掘坑 18)

もうかなり前のこと、学生時代にスペインを旅しました。 まずバルセロナに入り、マドリッド、トレド、アランフェスと回った後、アンダルシア地方のグラナダへ。 その後アルヘシラスからジブラルタル海峡を隔てたアフリカ大陸のスペイン領セウタに渡りました…

ロラン「プシュケとクピドの宮殿のある風景」 (絵の採掘坑 17)

ドイツ滞在中、長めの週末を妻とロンドンで美術館三昧をして過ごしたことがありました。 2泊3日の滞在でしたが、ナショナル・ギャラリーには3日通いつめました。 ナショナル・ギャラリーには13世紀末から1900年までのあらゆる画派の絵画が収蔵されています。…

苺のある静物 (絵の採掘坑 16)

先日小布施の北斎館で、魚や果物や花などが瑞々しく活き活きと描かれているのを見て、北斎の肉筆の静物画の素晴らしさを再認識しました。 これまでヨーロッパを中心に美術館で数多くの静物画を見てきましたが、最も印象に残っている静物画は、ハーグのマウリ…

乗鞍高原一の瀬キャンプ場 再び (センスオブワンダー21)

今年の夏も乗鞍高原でキャンプをすることにしました。 小布施・長野を訪問した日は長野市内のホテルに泊まりましたが、その翌日、戸隠を訪問した日から二泊、乗鞍高原でキャンプをする計画でした。 天気予報が"雨"に変わり決行するか迷いましたが、とにかく…

新穂高ロープウェイ (センスオブワンダー 20)

戸隠では雨に降られましたが、翌日は朝から天気が良かったので、北アルプスの山々を見に新穂高ロープウェイで西穂高口まで昇ってみることにしました。 白州や蓼科には時々出かけているので、南アルプスや八ヶ岳の景色には馴染みがあるのですが、北アルプスの…

戸隠神社 奥社・九頭龍社 (永遠の場所 18)

小布施・長野を訪れた翌日、戸隠神社の奥社と九頭龍社を参拝しました。 戸隠は天の岩戸伝説の岩戸が落ちたところ、というより落ちた岩戸自体が戸隠山になったとのいわれを持った場所です。 奥社は天の岩戸を開けて戸隠へと投げた天手力雄命(あめのたぢから…

晩鐘~わが心のフライブルク (絵の採掘坑 15)

フライブルクは、バーデン・ヴュルテンベルク州の南西部、シュヴァルツヴァルト山地の麓に位置するドイツの都市です。 大学都市であり、また環境保護で先進的な取り組みをしている"グリーンシティ"でもあります。 小路の横の溝に清流が勢いよく流れる旧市街…

小布施の鳳凰 (絵の採掘坑 14)

「葛飾北斎」というと、"冨嶽三十六景"=浮世絵・風景画のイメージしかもっていませんでしたが、2005年秋に東京国立博物館で開催された「北斎展」で晩年の肉筆画を見て、イメージが大きく変わりました。 飽くなき探究心で九十歳まで描き続けた北斎。 画号を…

枝豆収穫 (センスオブワンダー 19)

小学2年生の息子が種を植えて育ててきた枝豆が良い具合に成長しました。 通信教育の教材として届いて息子が成長を観察してきたものです。 先週末、台風11号が来る前に収穫することにして、息子と収穫しました。 早速茹でることに。 枝からはずした枝豆を塩も…

忘帰洞 (プチ絶景 7)

熊野旅行の二泊目、那智の滝を訪れた後の夜は、那智勝浦のホテル浦島に泊まりました。 以前、大学時代の友人達で温泉旅行をした際、友人の一人が南紀勝浦の洞窟風呂がとても良かった、と言っていたのを思い出したのです。 ホテル浦島は全館合わせると収容人…

蚕 (センスオブワンダー 18)

オオムラサキセンターについてはまだ続きがあります。 この時期オオムラサキセンターでは蚕に関わる展示がありました。 展示に加えて、広げられた桑の葉の上に色々な種類の蚕の幼虫が飼育されていました。 "家で飼育してみたい方は分けますので申し出て下さ…

アゲハと過ごした6週間 (センスオブワンダー 17)

実は7月6日にオオムラサキセンターに行く前から、我が家ではアゲハの幼虫を飼育していました。 6月初めに妻の実家に出かけた際、裏の夏みかんの木の葉っぱにアゲハの幼虫がいるのを見つけて家に連れて帰ってきました。 親としては"子供の自由研究に良いかも"…

オオムラサキふたたび (センスオブワンダー 16)

オオムラサキに会うため、再び七夕の時期にオオムラサキセンターに行ってきました。 昨年はちょうど七夕の日、今年は一日早い7月6日でしたが、今回もたくさんの成虫と出会えました。 今回、更に興味深かったことは、幼虫、前蛹、蛹、羽化したばかり、成虫と…

那智大滝 (プチ絶景 6)

先に書きましたが、平家物語に親しんだ20年ほど前から熊野と那智の滝は是非とも訪ねたい場所でした。 今回念願が叶い、熊野三山にも熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の順に参詣してきました。 熊野那智大社の別宮、飛瀧神社が最後の参詣地です。 熊…

熊野~速玉大社・神倉神社・那智大社 (永遠の場所 17)

二日目は、初日の熊野本宮大社に続き、熊野速玉大社と熊野那智大社を参詣する計画でした。 川湯温泉8:58発の熊野バスで新宮駅へ向かいます。 駅には10時頃到着。コインロッカーに荷物を入れて速玉大社へ向かいます。 速玉神社は熊野川河口に鎮座し、主祭神は…

熊野~熊野本宮大社・熊野古道 (永遠の場所 16)

6月に思い立って熊野に行ってきました。 熊野古道を歩きたい、熊野三山を参詣したい、那智の滝を見てみたい、熊野の温泉に浸りたい等々の目的に対して、二泊三日に凝縮した計画をたてました。 20年ほど前に吉川英治の「新・平家物語」を読んで以来、熊野は是…

日本平 (プチ絶景5)

2011年の正月に、自分の両親、妻の両親、我々の3家族で日本平(にほんだいら)ホテルに泊まりました。 日本平ホテルは、静岡市清水区の日本平にあるホテルで、1964年(昭和39年)に「日本平観光ホテル」として開業。 1979年(昭和54年)に「日本平ホテル」に改…

白米千枚田 (プチ絶景4)

今年のゴールデンウィークに家族で金沢へ旅行しました。 初日と二日目の午前中に金沢市内の観光スポットをある程度見ることができたので、二日目の午後は、滞在したゲストハウスの管理人さんのアドバイスに従って、能登半島をドライブすることにしました。 ”…

青い池 (プチ絶景3)

青い池は北海道上川郡美瑛町白金にある人造の池です。 2012年6月に旭川市の友人のところを訪ねた際、友人が連れて行ってくれました。 友人に美瑛には何度も連れて行ってもらっているのですが、青い池のことは全く知りませんでした。 ちょうどその頃、アップ…

御射鹿池 (プチ絶景2)

長野県茅野市豊平にある御射鹿池(みしゃかいけ)は、日本画家の東山魁夷の作品「緑響く」のモチーフとなったことで有名な池です。 http://www.npsam.com/about/kaii_shinsyu/kaii_shinsyu01.php 池の水面に緑の樹々が映り込む池畔に白馬が歩いている幻想的…

コタキナバル~独占!スパンガール島 (永遠の場所 15)

コタキナバル四日目。 この日は丸一日、スパンガール島(Pulau Sepanggar)で過ごしました。 スパンガール島は、トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立公園のガヤ島の北に位置し、2013年に民間の日帰り観光施設ができてツアーで上陸できるようになったばかりの島…

コタキナバル~象への餌やり@ロッカウィ・ワイルドライフ・パーク (永遠の場所 14)

ガラマ川リバーサファリの翌日は、「ボルネオの動物たちに会いに行こう!」ということで、コタキナバル郊外にあるロッカウィ・ワイルドライフ・パーク(Lokkawi Wildlife Park)へ。 サバ州野生生物保護局が運営する公営の動物園です。 ホテルでタクシーを手配…

コタキナバル~ガラマ川リバーサファリ (永遠の場所 13)

コタキナバル二日目の午後、ガラマ川(Garama River)のリバーサファリ・ツアーに参加しました。 英語のツアーに申し込んだのですが、当日、人数の関係で日本語のツアーの方に参加してもらえないかとの打診がありもちろんOKしました。 13:45にホテルに迎えに…

コタキナバル~ステラハーバー・リゾート (永遠の場所 12)

東マレーシアのコタキナバル(Kota Kinabalu: KK)へ家族で旅行しました。 世界で3番目に大きな島、ボルネオ島の北部にマレーシアのサバ州とサラワク州があり、コタキナバルは東側にあるサバ州の州都です。 人口約55万人で東マレーシア最大の都市です。 特別…