御射鹿池再訪 (プチ絶景 8)
2009年10月、2012年4月に続き、10月の連休中にみたび御射鹿池を訪れました。
5年前に初めて訪れた際は10月の初めでまだ紅葉が始まりかけた頃でした。
今回は初回訪問時より時期的に一週間遅く、その分紅葉も進行していました。
水面が鏡のように赤や黄色に色づいた木々を映し出します。
過去2回訪ねた時よりもよりくっきりと水面に浮かび上がっていました。
今回、奥の岸辺に伸びる一本の木に目を奪われました。
決して大木ではないのですが、存在感があります。
多分、太く垂直に伸びる幹を持たず、根元から放射状に幹・枝が伸びる姿が花開いた感じに見え、その様子が水面に映ってより強調されるからではないかと思います。
赤、黄、黄緑、緑が混ざり合う景色もきれいでした。
水面に映ると、色が溶けあい淡く混ざり合ってより美しいです。
旧東ドイツ出身の画家ゲルハルト・リヒターの抽象画を思い出しました。
三連休の中日、夕方16時40分過ぎの景色です。
連休初日の快晴とまではいきませんが、雲がかかっていても明るくよい光が差していて、写真を撮るには絶好のコンディションでした。