コタキナバル~ステラハーバー・リゾート (永遠の場所 12)
東マレーシアのコタキナバル(Kota Kinabalu: KK)へ家族で旅行しました。
世界で3番目に大きな島、ボルネオ島の北部にマレーシアのサバ州とサラワク州があり、コタキナバルは東側にあるサバ州の州都です。
人口約55万人で東マレーシア最大の都市です。
特別休暇を使った家族旅行の行先を色々と検討しましたが、生物多様性豊かなジャングルや海など豊かな資源に恵まれた場所であること、成田から直行便で6時間程度の近さであることから、ハワイ等の他の候補地を退けてコタキナバルに決めました。
旅行会社でマレーシア航空の航空券とホテルのみ手配し(マレーシア航空機の事故が起こる少し前でした)、現地ツアーは別に手配しました。
15:20成田空港発のマレーシア航空の直行便で6時間。夜8時半頃コタキナバルに到着。
入国カードは無く、パスポート・チェックと両人差し指での指紋認証です(子供の指紋認証は不要)。
この指紋認証があるので入国審査を通過するのに結構時間がかかりました。
後で聞いたのですが、国内移動であってもマレー半島とボルネオ島のサバ州、サラワク州を行き来する際には到着時にパスポートチェックがある由です(サバ州、サラワク州間も同様)。
半島部の9州にはスルターン(首長)が居て今でも世襲で各州の元首となっているのに対して、サバとサラワク州にはスルタンは居なかったので英国領時代の名残りである総督を平民から選ぶとのこと。
サバ州とサラワク州は1963年にマレーシア連邦に加入、歴史的な経緯から両州は高度な自治権を保持しているとのことです。
さて、荷物をピックアップし、旅行会社の現地スタッフにホテルまで連れて行ってもらいます。
ホテルは空港と街の間の海沿いに位置する大型リゾートのステラハーバー(Sutera Harbour)。
リゾート内に二つのホテルがありますが、我々が滞在したのはモダンでシティホテル風のパシフィックステラ(The Pacific Sutera Hotel)でした。
もう一方のマジェランステラ(The Magellan Sutera Resort)はコロニアル風でリゾート感が高いのですが、家族旅行にはパシフィックステラの方が便利なのではないかという気がしました。
家族4名なので二部屋の手配でしたが、当初は部屋が離れていたので、追加料金を払って内部で行き来できる続き部屋にしてもらい、滞在中快適に過ごすことができました。
到着日の翌日(2日目)。
午前中はゆっくりビュッフェの朝食をとった後、リゾートの全容を確認するためリゾート内を散策。
我々が滞在するパシフィックステラは地図の左側部分で、プールもビーチも地図右部分のマジェランステラのものより大きくくつろげます。
両ホテルを繋ぐ位置にマリーナと、奥の方にゴルフコースがあります。
マリーナで海を覗くと沢山の魚が泳いでいるのが見えます。明日は朝食のパンを確保して餌やりをしよう、ということにしました。
マリーナの一角にあるプールには滑り台があって子供が楽しめます。又、スイミングを楽しむ大人には50mコースが並ぶ競泳用プールもあります。
この日はパシフィックステラのプールとビーチで遊ぶことに。
子供達は広いプールを浮き輪に乗って一周するなどして楽しんでいました。
ホテルのビーチに入ってみると、浅瀬にも魚たちが泳いでいて、ここでも十分魚たちと戯れることができます。
子供たちも一緒にシュノーケリングを楽しみました。
この日の午後はガラマ川のリバーサファリのツアーを予定していたのでホテルのプール/ビーチはお昼時に切り上げ。
3日目は午前中にロッカウィ・ワイルドライフ・パーク(動物園)を訪問。帰りに街中で昼食・買い物。
ホテルに戻って夕方5時頃から今度はマリーナのプールへ。子供たちは滑り台を楽しんでいます。
自分は50mプールで何本か泳いだ後で切り上げて、魚に餌やりをすべくビーチへ向かいます。
案の定、パンをちぎって撒きながら水の中に潜ると、すぐそばで魚たちがあっという間に口に入れていきます。
初めは恐る恐るだった子供たちもいつも間にか楽しんでいました。
日没は19時頃。
ビーチを目の前にしたレストランで残照を楽しみつつゆっくり夕食をとりました。