白米千枚田 (プチ絶景4)
今年のゴールデンウィークに家族で金沢へ旅行しました。
初日と二日目の午前中に金沢市内の観光スポットをある程度見ることができたので、二日目の午後は、滞在したゲストハウスの管理人さんのアドバイスに従って、能登半島をドライブすることにしました。
”のと里山海道”を使って金沢市内から能登空港の辺りまで行き、その先は輪島から海岸線の国道249号線で、能登半島の最先端に近い”すず塩田村”まで足を延ばしました。
そして、そこで折り返して戻る途中に白米(しらよね)の千枚田に寄りました。
総面積は約2万8千平方メートル。田んぼは全部で1004枚あり、一番狭い水田の広さは50センチ四方だそうです。
国道249号線と日本海とのわずかな崖地につくられていて、最も高いところと最も低いところの水田の高低差はおよそ56メートル。
日本海の海岸を見るため田んぼの中の遊歩道を一番下まで降りてみましたが、結構急な斜面になっています。
田んぼは大きさも形も様々。田んぼの畦道を歩いて観察してみるとわかります。
子供達は日本海の水に触れるために海岸まで降りていきました。
展望台へ向かって道を戻りかけて見上げると、上の方に三脚にカメラを設置した大勢のカメラマンが。
日没の時間が近くなり、夕日の白米千枚田のシャッターチャンスを待っていました。
カメラマンの一人に聞くと日没は18時半頃とのこと。その時は18時過ぎだったのであと30分くらいは待つ必要があるようです。
一方我々は、沈みゆく太陽が水平線と田んぼに反射し、太陽、水平線、田んぼの3点が輝く様をカメラにおさめました。
妻がいい写真をとりました。
上から眺めるにも、田んぼの傍らから眺めるにも、日本海をバックに、とても気持ちの良い景色でした。