la-musicaの美の採掘坑

自然、美術、音楽、訪れた場所などについて、「スゴイ!」「きれいだな...」「いいね」と感じたものごとを書き留めています。皆さんの心に留まる記事がひとつでもあればうれしいです。

週末パスでの鉄道父子二人旅~初日 (永遠の場所 21)

「週末パスでの鉄道父子二人旅」、初日の旅程は以下の通りです。

1) 上越新幹線 Maxとき309号 東京 8:24 - 新潟 10:37

2) 羽越本線 特急いなほ3号   新潟 10:58 - 酒田 13:06

3) 陸羽西線 快速最上川     酒田 14:00 - 新庄 14:51

4) 奥羽本線             新庄 16:14 - 山形 17:23

妻につくってもらった朝食用のおにぎりと昼食用のお弁当を持って、東京駅に8時には着くように7時前に自宅を出ました。

天気に恵まれラッキーなスタート。

東京駅では、Maxとき309号の入線を待っている間にE7系の車両を見ることができ、息子にとっても幸先の良いスタートです。

新幹線に乗ってからも、息子はE4系Maxの二階席の窓から、すれ違う新幹線や離れた線路を走る色々な鉄道の車両をみて興奮&ごきげん。

父親に色々解説してくれます。

大宮駅の先で上越新幹線東北新幹線の線路が分かれ、Maxときは左手に折れて高崎方面へ進みます。

熊谷、高崎へと進み、高崎の先で長野新幹線と別れて北上します。

そこからトンネルに入り、越後湯沢、浦佐まではほとんどがトンネルの中です。

浦佐に着く前の車窓から駒ヶ岳が望めました。

駒ヶ岳

浦佐からもトンネルの中で、長岡の手前から燕三条を経て新潟までは美しい田んぼの風景の中を進みます。

長岡燕三条間田んぼ風景

東京から新潟まで2時間10分強とあっという間に着いてしまいました。

新潟から酒田へ向かう特急いなほ3号は5分ほど遅れて11:03に出発。

駅のKioskで買っておいた菊水ふなぐち 一番しぼり 缶を開けて、妻がつくってくれたお弁当で早めの昼食。

新潟から二駅目、豊栄の次の新発田は菊水の地元です。

中条、坂町、村上と北上。村上からは日本海沿いを走ります。車窓からは砂浜、波打ち際まで眺められます。

日本海 羽越本線 村上 府屋 間 

遠くには栗島も眺められます。

そして、笹川流れの奇岩、絶壁の風景も楽しむことができました。

笹川流れ

府屋、あつみ温泉、鶴岡、余目に停車し、酒田には13:06に到着。

酒田からは14:00発の陸羽西線 快速最上川で新庄へ向かいます。

内陸を走りますが、車窓から最上川の景色が広がります。

最上川

新庄には14:51到着。

新庄駅は、1番線と2番線が山形新幹線山形線の山形・福島・東京方面。

3番線が我々が乗ってきた陸羽西線の古口・余目・酒田方面、4番線が奥羽本線真室川・湯沢・横手・大曲・秋田方面になっています。

1番線には山形新幹線つばさが停まっていました。新幹線と在来線が同じホームから同じ線路を走ります。

我々が乗るのは在来線奥羽本線の列車で2番線から乗る予定です。

1番線からつばさが出発して暫くすると、足湯新幹線「とれいゆ・つばさ」が入線してきました。息子は大喜び。

ただ、回送電車だったようで暫くすると出線していきました。

2番線から16:14に出発する予定の奥羽本線ですが、時間になっても出発しません。

不具合が起こった様子。暫く待つも問題が解決する気配はなく、結局、故障の為運行中止となりました。

2番線からの次の奥羽本線は一時間後ですが、その前に1番線から山形新幹線つばさ156号が17:11に出発します。

JR東日本は、顧客からのクレームを受けて、乗車券を持っていた乗客につばさ156号の自由席を解放することにしました。

予定を変更してつばさ156号で行くつもりになっていたので、有り難く山形新幹線に乗せてもらうことに。

待ち疲れて不機嫌になりかけていた息子も、つばさに乗れることになって機嫌が直った様子。

山形新幹線について色々解説してくれました。山形新幹線が途中まで単線の線路を走ることを初めて知りました。

つばさは、新庄を出た後、大石田、村山、さくらんぼ東根、天童と在来線の駅に停車。

村山の近くでの車窓からの眺めです。

山形新幹線 村山

初日の最終目的地である山形駅には18:00に到着しました。