富士山 2013 (センス・オブ・ワンダー 9)
11月最後の土曜日、箱根・伊豆方面に富士山を眺めに行ってきました。
今回は、まず箱根新道から富士見峠へ上って芦ノ湖越しに富士山を眺め、続けて県道20号線を経由して伊豆スカイラインに入り、滝知山園地と巣雲山で360度のパノラマで富士山を眺めてきました。
これまで何度か、12月の晴れた日に箱根ターンパイクの大観山から富士山を眺めて家族写真を撮ってきましたが、伊豆方面は今回が初めてです。
箱根富士見峠についたのは11時半頃。
既に雲が出かかっていましたが、まだ山頂を隠すほどではありませんでした。
富士見峠からの富士山は「芦ノ湖を懐に抱く富士」という感じで、富士を正面にとらえても芦ノ湖が真ん中に見えるので、バランスのとれた景色に思えます。
大観山からは、富士山を真ん中に置くと芦ノ湖は手前の山に隠されて左側しか視野に入りません。逆にその非対称さによって、よりダイナミックな景色に見えるのかもしれません。
県道20号線を走って、十国峠からも富士を眺めて、熱海峠ICから伊豆スカイラインに入ります。
滝知山園地駐車場に車を停め、標高約680mの展望台から富士山、駿河湾、相模湾と360度の雄大なパノラマを楽しみました。
<富士山 from 滝知山園地展望台>
<駿河湾 from 滝知山園地展望台>
<相模湾 from 滝知山園地展望台>
手前は熱海の街。相模湾の向こうに三浦半島と房総半島が眺められました。
この日は、伊豆スカイラインの玄岳駐車場で僕の両親を落ち合い、一緒に伊豆高原の宿に泊まりに行く予定にしていました。一時頃に玄岳で落ち合って、スカイラインに隣接した鹿ケ谷公園で昼食をとることにしました。
小さな池のほとりにレジャーシートを広げてお弁当を食べました。
山歩きの本で巣雲山からの眺望が素晴らしいと読んでいて、伊豆スカイラインの巣雲山駐車場から山頂までは約8分とのことなので、迷わず登ってみることにしました。
巣雲山は標高580.5m。滝知山園地の展望台よりは低いです。それでも展望台からは、箱根の山、相模湾、駿河湾、沼津アルプス、天城峠、そして富士山と360度の眺望を見ることができました。
あいにく展望台から眺めた時には大きな雲がかかっていました。
<富士山 from 巣雲山展望台>
相模湾の方には、初島、手石島、そして大島がくっきりと見えました。
巣雲山山頂から駐車場に降りてくると運が良いことに、富士山の上にかかっていた雲が晴れて、富士山のシルエットをはっきりと眺めることができました。
<富士山 from 巣雲山展望台>
伊豆スカイラインの終点、天城高原ICを降りてから伊豆高原の宿まではすぐでした。
この日は、富士山と箱根、伊豆の雄大なパノラマを堪能することができて大満足の一日でした。
伊豆には他にも富士山眺望スポットが色々とあるようなので、通ってみようという気になりました。