乗鞍岳剣ヶ峰3,026m登頂 (センス・オブ・ワンダー 5)
8月12日(月)、7時に起床。
快晴!!
朝ごはんを食べ、おにぎり+おかずの昼食を準備して、乗鞍岳登山へ向けて出発。
車で乗鞍高原休暇村まで行き車を停めます。
乗鞍岳登山の起点になる畳平へ向かうアルピコ交通のシャトルバスには、休暇村のバス停から乗り込む計画にしていました。
待ち時間に、休暇村でクーラーボックス用に氷を購入し、クーラーボックスもあずかってもらいました。
9:26休暇村発のバスに乗り込むことができ、乗鞍エコーラインで畳平へ向かいます。
大型バスがきついカーブが続くつづら折りの坂道を上ります。
座席が高いところにあるため、カーブの時に窓から谷側の景色を眺めると落とされそうな気がしてひやっとさせられます。
約50分の道のりで、10時半に畳平に到着しました。
標高2,700mにある畳平はさすがに涼しく、子供たちには長袖のパーカーを着せて出発。
まずは森林管理署の横の道を降り、鶴ヶ池を左手に見ながら歩きます。
道が乗鞍エコーラインにぶつかるあたりに富士見岳(2,817m)へ登る入口がありますが、今回は主峰剣ヶ峰登頂が目的なので、道を右手へ折れて富士見岳を回り込む道を進みます。
富士見岳を回り込むと右手に不消ヶ池が見えてきます。
不消ヶ池の上の山の斜面には雪渓があり、その雪渓の一部が池に沈んでいるのが見えます。池の水の青、雪渓の白、池と雪渓が重なり合う部分のエメラルドが美しいです。
不消ヶ池の先には摩利支天岳(2,873m)が眺められます。
富士見岳分岐の先には右手に乗鞍観測所へ行く道があります。
その先は平坦な砂利道が続き、左に大雪渓、正面に剣ヶ峰が眺められます。
大雪渓には夏スキーを楽しむスキーヤー達が硬そうな氷の斜面を滑っていました。
摩利支天岳を右手に歩いていくと先に肩ノ小屋が見えて来ました。
ここから先が本格的な登山道になります。
小学校1年生の息子が疲れたと言うので、ここで一旦休憩して少し早めの昼食をとることにしました。
標高が高い空気の薄い場所に来てすぐ動き始めたのが辛かったのかもしれません。
少し休んでおにぎりを食べたら元気回復。本格登山開始です。
大小の石がごろごろした岩場道で、足元の岩や石を確かめながら登ります。
所々で休んで水分補給をしながら登り、2,979mの蚕玉岳に到達。ここからの景色も素晴らしいです。
剣ヶ峰頂上まであと一息。絶景に励まされながら、まずは砂利道、その先の岩場を登ります。
頂上小屋が見えます。
山頂手前で登りと下りが分かれていて左手の道を進む。
頂上小屋の前を過ぎて最後の急な岩場を登り切り、剣ヶ峰山頂に到着!!
山頂から、ついさっき通ってきた蚕玉岳を見下ろします。
左下には権現池が眺められます。
山頂は狭く、「剣ヶ峰三〇二六米」の標の前で記念写真を撮る人達が列になっています。
家族で写真を撮ってもらい、その後で乗鞍本宮神社奥社に参拝。ここで、頂上登拝の飛騨絵馬の手ぬぐいを記念に購入。
改めて山頂からの360度の絶景を堪能。
頂上まで登った達成感からか子供達も元気に下山を開始。
子供達に気を付けるように言いながら、自分の方が砂利道に手こずって二度ほど足を滑らせ尻餅をついてしまいました。
コマクサ、イワギキョウ、ウサギギク等、道に咲く高山植物を見ながら畳平まで戻りました。
畳平から15:05出発のバスで乗鞍高原休暇村まで下山。
休暇村の温泉にゆっくりつかった後でキャンプ場に戻りました。